Big 4 のキャリアで私が得たもの

04 Mar 2015

四大会計事務所(通称、Big 4)とは、世界的に展開する4つの大規模な会計事務所(PwC, KPMG, Deloitte, Ernst & Young)のことを指します。

現在、世界の上場企業の監査業務をこのBig 4が、ほぼすべてを担当としています。

私は、現職に就く前、Big 4にて勤務をしており、その経験より私が思うBig 4で勤務することのメリットを考えてみました。

私が思う一番のメリットは、仕事の質の向上です。

一般的に会計事務所は時間単価(チャージレイト)を基に、かかった時間に応じて会計費用を決めています。大手会計事務所になれば、このチャージレートはその他会計事務所に比べて高額になり、例えば、入社1年目の一番安い時間単価でも2万円、パートナーレベルになれば時間単価が10万円を超す場合もあります。この制度を基に、ミーティングまたは業務において、使った時間x時間単価を計算した金額を、顧客に請求することになります。


そこで、毎時間”自分は自分の時間単価を越えるだけの結果を出したのか?”と問い続けることになります。入社1年目で言えば、1時間仕事をした後に、この成果に対して顧客は2万円払うだけ価値はあったのか?と問います。もし、その金額に見合う分だけの価値がなかった場合には、なにかが間違えていたと言えるでしょう。

また、毎年時間単価は上がっていくので、過去の自分と比べてもより高い結果が求められます。周りの雰囲気としても、どうすればもっと結果が出せるのか?どうすればより効率的にできるのか?と求める環境があるため、同僚から学べることはたくさんあります。この使った時間(コスト)を意識する中で、求められる結果を出すという考え方は、私の仕事する上で重要な概念となっています。

顧客目線では、仕事を依頼した際、Big 4には市場において一番の成果が常に求められています。例え、自分のポジションに関係なく、その分野が自分の専門範囲でない、自分が経験がないことでも、このような期待はされます。私自身、一度自分がした税務アドバイスが、他の会計事務所の意見と異なり、その後、他の会計事務所が出した意見のほうが節税になることが判明し、結果、依頼人の信用を落としてしまった経験もあります。この経験より、自分に過失がなくても、たった一つのアドバイスの質によって依頼人の信用をなくしてしまうという厳しさを学ぶと共に、自分の中でもプロフェッショナルとしての自覚を再認識するきっかけとなりました。

このような高い期待下で環境で仕事をすることは、結果として自分の仕事の質を上げることにつながり、そこで得たことは一生の財産になることでしょう。

 

四大会計事務所でのポジションにご興味がある方は、お気軽にMorgan McKinley  経理・財務チームまでご連絡ください。

 

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