2019年 第3四半期 テック 採用動向

ウィリアム・デローム October 4, 2019目安: 1分

Morgan McKinleyでは三か月ごとにテック採用市場のマーケット情報をお届けしています。前期の総括、今期の見通しをまとめましたので、どうぞお役立てください。

2019年第3四半期の転職市場の主なトレンドは?

2019年第3四半期はより優秀で、より高度な専門知識を持ったクラウドAIセールス人材、特にコンサンプションモデルに詳しい人材の需要が高まりました。背景にはソフトウェア各社がエンタプライズ向けクラウドにAIを取り入れ、その営業に力を入れていることがあります。このクラウドによる従量課金制モデルは柔軟性が高く、クライアント企業が高額な契約に縛られることなく新しい技術を導入できるため、新ソリューションで試行錯誤する自由度が広がるというメリットがあります。このためセールスにおいても、コスト効率よりも導入に焦点が移りつつあります。

最も需要が高かったスキルは?

2019年第3四半期の転職市場で最も需要が高かったスキルは、上述の通りコンサンプションモデルの営業経験です。過去にはライセンス契約からクラウド・サブスクリプション契約への移行が見られましたが、現在の転職市場はコンサンプション契約に精通したセールスパーソンにとって非常に有利な状況です。

もう一つ需要が高かったのはやはり英語と日本語のバイリンガル能力(特に営業系の案件)でした。語学力への拘りが特に強いのは、営業部員が海外にいるマネージャーと単独で日常的にやりとりをしなければならない小規模な会社です。また、バイリンガルの営業スタッフがいれば日本でグローバルアカウントマネジメントを取り仕切る可能性が生まれ、経営戦略上のメリットも期待できるため、採用企業にとっては魅力的なようです。

転職市場において需要と供給が釣り合わず、スキルギャップが大きい分野は?

現在のIT転職市場において供給過小なスキルは、英語ができる日本のセールスプロフェッショナルやリーダーです。景気に関わらず優秀な営業人材はいつでも引きがあるものですが、2019年第3四半期はジュニアからシニアクラスまで、テクノロジーセールスの人材を巡る企業間の競争は熾烈を極めました。企業は自社のセールスモデル、ターゲット業界、社風、組織のニーズやダイバーシティなどの観点から人材を選定しています。これらの要件を満たし、かつ特定の分野に強い人材を探すのは非常に難しく、時間がかかる作業でした。

2019年第4四半期の転職市場の見通しは?

今後のIT転職市場の見通しとしては、高度な専門知識を求めるトレンドが営業関連職全般に広がると思われます。例えばカスタマーサクセスは比較的新しい職種ですが、ライセンスからサブスクリプション契約への移行が進む中で日本でも徐々に浸透しています。また、サイバーセキュリティ営業の採用も加速しており、この流れは10-12月期も続く見込みです。サイバーセキュリティ人材の需要は、候補者の絶対数を大きく上回っているため、セキュリティで経験を積みたい方にとっては絶好のチャンスとなるでしょう。

2019年 第三四半期 テック 採用動向

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ディレクター | テクノロジーチーム紹介部門
wdelorme@morganmckinley.com

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