金融業界でボーナス支給額増加にもかかわらず満足度は低迷

Morgan McKinleyが日本で実施した2019年の金融業界ボーナス満足度調査では、今年度支給された賞与が前年を上回ったにも関わらず、業界で働くプロフェッショナルの半数以上が満足していないことがわかりました。日本経済への期待感も薄く、先行きについて肯定的か否定的かの質問に「どちらとも言えない」というニュートラルな回答が半数以上を占めています。
 

MORGAN MCKINLEY 2018 - 19年ボーナス調査(日本)要旨:

  • ボーナス額が前年を上回ったとの回答は41%、ほぼ同額だったの回答は34%
  • ボーナス額は基本給の1~4割という回答が最も多く(48%)、4割を上回ったが’24%、1割未満だったは11%
  • 2018年度ボーナスが支給された回答者の割合は前年同様86%
  • 日本経済の見通しは明るいと思うかを訊ねた質問では半数以上(46%)が「どちらとも言えない」と回答
  • 全体の46%が受け取ったボーナス額に満足でも不満でもなく「どちらとも言えない」と回答、「満足」と答えた人は19%に留まりました

 

Morgan McKinley Japan(東京都港区)のマネージング・ディレクター、ライオネル・カイダツィスは「市場のムードから今年は減額を予想していましたが、実際の結果は当社の予想を上回り好況なものでした」とコメントしています。

ボーナス支給額アップ 

ボーナスを受け取った人の割合は前年と同様86%でしたが、受け取った金額が昨年を上回ったとの回答は41%に増加しました。また、回答者の24%が年間基本給の4割以上(基本給の40%以上)に相当する金額を受け取っています。

日本経済の見通しには「 慎重かつ楽観的」

日本経済の見通しを前向きにとらえている人は前年の43%から22%に大きく落ち込みました。
 

これは足元の経済を悲観しているわけではなく、国際情勢を注視する「慎重かつ楽観的」な姿勢の表れだとカイダツィスは説明します。

「米中の貿易戦争や英国のEU離脱を巡る混乱により、採用担当者は新規採用枠の承認に慎重になっています。日本ではオリンピックやラグビーワールドカップの経済効果への期待が近年高まっているものの、国際情勢の変化を踏まえて多くの人が楽観から慎重に見守る姿勢に転じたものと捉えられるでしょう。」

調査では更に、日本法人の業績は堅調なものの、グローバルの業績が思わしくないと感じている人が多いことがわかりました。

Morgan McKinleyについて

Morgan McKinleyは、多彩な業界・分野におけるスペシャリストに特化したグローバルな人材紹介会社です。アジア太平洋地域、アイルランド、英国、フランス、カナダにオフィスを展開し、銀行・金融業界、事業会社など幅広い業界をカバーしています。大企業をはじめ、多くの多くの小規模事業者ともお取り引きをいただいております。

Morgan McKinleyアジア太平洋地域では、オーストラリア、中国、日本、香港、シンガポールのスペシャリストを対象に、顧客企業と求職者に、各国ならびにグローバルの情報を提供する人材紹介会社サービスを行っています。

ボーナス調査手法

Morgan McKinley日本オフィスは2019年3月ボーナス満足度調査を行いました。金融業界で活躍中の289名の方々から回答を得ました。回答者は全てMorgan McKinleyに登録いただいているプロフェッショナルであり、職種は営業、トレーディング、企業調査、オペレーション、財務、コンプライアンス、監査、IT、リスク、プロジェクトマネジメント など多岐にわたります。

報告書の全文はこちらの Morgan McKinley 2018/19年ボーナス調査報告書 からご覧ください。

 

以上

 

プレスリリースに関するお問い合わせ

金澤 友見
Marketing Executive
ykanazawa@morganmckinley.co.jp
Tel: +813 4550 6560

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マネジング ディレクター
lionel@morganmckinley.co.jp

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