2018年 金融 フロントオフィス 給与ガイド

2018年 金融 フロントオフィス 給与ガイド

モーガンマッキンリー2018年版給与ガイドにて金融フロントオフィス、アセットマネジメント(フロントオフィス)、コーポレートバンキング(フロントオフィス)における給与額をご参照ください。

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フロントオフィス 

不安定な世界経済及び国内の景気動向が、投資銀行の採用に影響しました。2017年、多くの投資銀行の採用姿勢は慎重でした。投資銀行部門(特にM&A)及び資本市場部門(特にDCM)は堅調でした 。

セールス&トレーディング部門は欠員補充採用及びアップグレード採用(それまでのポジションに、よりスキルセットの高い人材をあてがう採用)中心で、増員は限定的でした。給与水準は安定しており、2018年も大きな変化はないと予想されます。2017年下期は業績が上向き、2018年の転職市場はもう少し楽観視できそうです。

熊沢 義喜
シニアマネージャー | 銀行&金融, フロントオフィス 

アセットマネジメント (フロントオフィス)

2017年はアセットマネジメント業界のフロントオフィスの中途採用市場は非常に近年稀に見る活発な年でした。

政界的にも不安定な経済状況は続いたものの、株価は上昇していた事、また年金、金融法人等の大手機関投資家に関してはオルタナティブ資産の受け入れをオープンにしていた事もあり、投資信託の営業、機関投資家営業(年金、金融法人の両方)、及びプロダクトマネージャー(プロダクトスペシャリスト)周辺のニーズは非常に多く見られました。

アソシエイト~VPまでの中堅、若手の動きも多くありましたが、ヘッドレベルでも2017年は動きが見られたので2018年も引き続き、営業、プロダクト周りの動きがあると予想されます。

ファンドマネージャー、アナリスト等の運用フロントにおいては日系の運用会社を中心に動きがありましたが、外資系の運用会社は若干静かめでした。

河野 次男
ディレクター | アセットマネジメント、プライベートバンク

コーポレートバンキング (フロントオフィス)

2017年のコーポレートバンキング転職市場においては、主にコーポレートファイナンス/ハイブリッドバンキング、キャッシュ・トレードソリューションのコンサルティング型営業、Eバンキング及びフィンテックの各分野が活況でした。この傾向は2018年も続く見通しです。

2017年の採用活動の根底にあったのは、コマーシャルバンキングの従来型ビジネスモデルを大きく見直す動きです。ECAやプロジェクトファイナンスなど中長期型金融商品中心から、よりハイブリッドバンキング的なアプローチへの移行が進みました。多くの銀行が、より短期間で収益を回収するため、一般的な融資商品やトランザクションバンキング(キャッシュ及びトレード)と並行してグローバルマーケットやM&Aアドバイザリー、DCMに注力しています。

こうした新戦略の下、各行は上述分野の増強を図っており、コマーシャルバンキング、コンサルティング、DCM、M&A、コーポレートファイナンスの経験者を登用しました。需要の中心はジュニアから中堅レベルの人材でした。

トランザクションバンキングにおいては、米系、欧州系、オーストラリア系、シンガポールなどASEAN系の銀行が、大企業だけでなく中小企業のカバレッジ拡大を意識しながら、キャッシュマネジメント事業の強化に取り組んでいます。この目的において、第二新卒から部長クラスまで様々な職位で需要が見られました。トレードファイナンス部門は、今後のバーゼルIVを控えて多くのグローバル企業が事業強化のための投資を見合わせており、採用活動は限定的です。

ナターレ・マルコ・コッティット
マネージャー | 銀行&金融, コーポレートバンキング 

Lionel Kaidatzis's picture
マネジング ディレクター
lionel@morganmckinley.co.jp