転職面接対策:必ず備えておきたい12の質問

面接、顔合わせ、カジュアルミーティング…呼び方は様々ですが、中途採用の選考において聞かれる可能性の高い一般的な質問と、答え方のポイントをご紹介します。

希望するポジションで内定をもらうためには、実務能力に優れ、社風やチームカルチャーにもフィットしそうだ、というお墨付きをもらわなければなりません。その評価過程が面接です。 (又は「顔合わせ」「ミーティング」「オンライン技能テスト」「適性検査」など。)

中には回数が多い会社や選考に時間がかかるポジションもあり、この過程は非常にエネルギーを消耗します。燃え尽きないためにも大切なのは、面接というシステムをとにかく前向きにとらえることです。自分が評価「される」ことにばかり気をとられてしまいがちですが、本来面接とはお互いの相性を図る場であるはずです。その会社やポジションについての情報を集め、自分のキャリアアップにつながりそうな仕事かどうかをしっかりと見極める機会として面接を活用しましょう。

面接は刑事ドラマの取り調べではありません。圧迫面接のようなものが決してないわけではありませんが、多くの面接はオープンかつフレンドリーな雰囲気で進みます。仕事や会社についての質問にも快く答えてくれる面接官がほとんどだと言えるでしょう。ポジティブな気持ちで面接に臨めば、ありのままの自分をうまく出せるはずです。誠心誠意話し合ってそれでもだめだったら、縁がなかったとあきらめることもできます。

要はベストを尽くすことです。そしてその鍵はやはり、事前準備でしょう。具体的にはまず、ポジションをしっかり分析し、職務をこなす上で欠かせないと思われるスキルや素質をリストアップします。次に、自分の経験の中からリストアップした能力を証明できそうな具体例やエピソードを考えておきます。そして論理的に仕事を進め、ビジネス上有益な成果を出し、失敗を糧に成長できる人間であることが伝わるように話を組み立てておきます。自分が面接官だったらどんなことを知りたいだろう、と想像しながら回答を練りましょう。

面接内容はポジションや候補者によって当然違ってきます。しかし、どんな面接でも聞かれる可能性の高い一般的な質問もあります。ここではその代表的なものと、答え方のポイントをご紹介します。

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1. 自己紹介をしてください

明るく端的に話すようにしましょう。社会人になってから今までの流れ(ベテランの方はキャリアのハイライト)を簡単に説明する程度で十分です。履歴書を朗読するだけではもったいないので、経験から得た学びや今までの実績を強調するなど、上手に強弱をつけて話しましょう。2~4分程度にまとめるのが理想です。

2. 志望動機を教えてください

面接において最も重要な質問と言ってもいいでしょう。志望動機をしっかりと整理することは、転職後に後悔しないためにも大変重要です。なぜそこで働きたいと思っているのかを「会社・ポジション・パーソナル」という3つの角度から考えてみるといいと思います。回答には全ての要素を織り込むのが理想的です。

「会社」という観点からは、応募先企業のビジネス上の強みや市場環境、商品・サービスや、そこで得られるキャリアパスなどをリサーチするといいでしょう。社員に知人がいるのであればツテを頼って聞いてみるのもおすすめです。自分に合いそうな会社かどうかなど、役に立つ情報や的確な助言が得られるかもしれません。「ポジション」については、どんな職責に惹かれたのか、長期的なキャリア目標の達成にどうつながるのかなどを検討してみてください。最後に「パーソナル」は、なぜ自分がそのポジションに向いていると思ったのか、なぜそこで成功できると感じているのか、自分ならどんな風に貢献できそうかを分析しましょう。

3. あなたの強みは何ですか?

応募しているポジションに合った強みを考えるのがポイントです。「その仕事でどんな長所を発揮できたらうまくいきそうか」を想像してみてください。例えば、ビジネスマネージャーであれば全体を俯瞰する能力、問題解決能力、利害が必ずしも一致しない関係者をまとめ上げる能力、といったものが考えられます。また、この手の質問は強みを述べるだけでは不十分です。必ず具体的なエピソード(できれば2つ以上)を話せるようにしておきましょう。応募している仕事に通じるエピソードがないか、今までの経験をよく振り返ってみてください。強みと具体例を3セットくらい考えておくと安心です。

4. あなたの弱みは何ですか?

弱みはポジションにあまり関係のないものを選ぶのが鉄則です。極端な例ですが、クオンツの面接で数学が苦手、と言うわけにはいかないのはお分かりいただけるかと思います。面接では仕事にあまり関係のない短所や、既に改善に向けて努力をしている弱みを挙げましょう。自分の短所を認められる成熟度や謙虚さを見ている場合もありますので、正直に身に覚えのあるウィークポイントを答えるのもポイントです。

5. なぜ今の仕事をやめたいのですか?

ここでは前向きな姿勢が大切です。間違っても今の職場や上司の悪口を言ってはいけません。基本的に正直に答えても構いませんが、言葉は慎重に選びましょう。今の職場で得た学びや達成事項、今後のキャリアで何をしたいのかなどに焦点をあてて話すのが得策です。例えば、今の仕事はルーチン業務が多く物足りなく感じていることを伝え、ビジネスの流れや背後にあるプロセスを学ぶことができたが、次のステップとしてプロセス以上の仕事をしてみたいと思っている、などとまとめてみてはいかがでしょうか。

6. 5年後、10年後のキャリアビジョンは何ですか?

大きすぎず、小さすぎない目標を掲げましょう。志を高くもつことは大切ですが、当面は目先の仕事にきちんと取り組めることをアピールしなければいけません。(既にVPやディレクターといった立場にある方であれば相応のキャリアゴールがあるでしょうし、ベンチャーなどでは野心的な回答が好まれる場合もあります。)面接を受けているポジションで何を達成したいのかを明確に伝え、「もし」その上で将来的にキャリアアップのチャンスがあれば是非チャレンジしてみたいと思っていることをまとめるのが模範解答です。

7. わが社にどのように貢献できると思いますか?

面接の後半でよく聞かれる質問です。ポジティブな印象で面接を締めくくるチャンスとなるので、是非しっかり答えられるようにしてください。基本的には、それまでに述べた長所や実績を総括しつつ、売上や顧客とのリレーションシップ、効率化、新市場開拓など、会社の利益に直結する具体的なものを考えておきましょう。

8. キャリア/人生で成功を収めていると思いますか?

迷わず「はい」と答えてください!自分の人生の目標やキャリア目標を説明し、今までにどんなことを達成したかを話しましょう。まだ達成していない目標については、どんな努力をしているのかや今後の見込み・計画などを話します。キャリアをどう歩んできたのか、途中どんな決断をし、その中で人生の目標にどう近づいてきたのかなど、ストーリー性を持たせれば面接官にあなたの人となりをわかってもらえるはずです。さらに、思い通りにいかなかったことや失敗したこと、そこからどう立ち直ったかを話すことで、真摯な人だという印象を持ってもらうことができます。

9. 批判的な意見をどう受け止めますか?

弱みを尋ねる質問と同様、面接官は自分を客観的に捉える能力や謙虚さを測ろうとしています。正直に、でもポジティブに答えましょう。「批判されるのは苦手だったけれど、〇〇や××に気をつけて、少しずつ克服できるよう努力しています。」といった回答も好感度大です。

10. がんばろうと思う時はどんな時ですか? 

何がモチベーションとなって頑張るタイプなのかを見極めるための質問です。自分の良いところを強調しましょう。新しい知識やスキルを身に着けること(好奇心旺盛、向学心・向上心が強い)、周りにありがとうと言ってもらうこと、認められること(人のために動くことができる)、ハードルが高そうな課題を前にしたとき(チャレンジ精神旺盛)、といった具合です。強みを述べるときと同様、応募しているポジションに関わりが深いものを選ぶようにします。アナリストであれば、「難問を解いたときの達成感を目指してがんばっている」というような回答であれば説得力がありますよね。尚、セールス・インセンティブがある営業職などを除いては、給与をモチベーションとして挙げるのは避けた方が賢明です。

11. ステップアップの準備はできていますか?

現職よりも責任の幅が広がるポジションに応募する際に聞かれることが多い質問です。今までの経験値よりも大きな仕事を任せて大丈夫かを見定めるのが狙いです。回答の際は自分ならできる、任せてほしいという前向きな姿勢をアピールしましょう。通常業務の範囲を超えて担当したタスクやプロジェクトがあれば是非この機会にPRしてください。慣れるまでに上司や周りのサポートが要るかもしれない分野がある場合は正直に伝えても構いませんが、その際は逐一指示を出さないと動けない、或いは未経験業務に後ろ向きだと思われないように注意しましょう。

12. なぜわが社はあなたを採用すべきだと思いますか?

さあ、自己PRのチャンスです!自分がいかに応募先企業に貢献できるか、パンチの利いた回答を用意しておきましょう。長さは2分が目安です。得意分野や長所をまとめるだけでは不十分だと思ってください。自分の強みをいかにそのポジションで活かし、その会社に利益・付加価値をもたらすことができるかまでをしっかり述べることが肝心です。

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コンサルタント| 銀行&金融 紹介部門
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