模擬面接のススメ

転職エージェントに模擬面接を勧められたことはありませんか?「忙しいから想定問答集だけくれればいいのに」「もう部長クラスだし今更いいよ」と面倒に感じる方もいらっしゃるでしょう。でも私たちエージェントが二次面接でも三次面接でも、しつこく模擬面接を勧めるのには理由があるのです。

私が数あるエージェントの中でMorgan McKinleyへの入社を決めたのは、Career Partnerという転職サポートプログラムに共感したからです。Career Partnerでは、模擬面接を内定獲得のための重要なステップとして位置付けています。

そもそもなぜ模擬面接をするのか

模擬面接の狙いは、本番で最善のパフォーマンスを出せるよう事前に課題を整理・克服することです。Morgan McKinleyでは模擬面接後にオリジナルの面接準備ガイドもお渡ししています。

普段の仕事をしながら採用企業との面接時間を調整するだけでも大変な中、模擬面接のために時間を割くのは簡単ではないでしょう。しかし、私たちが敢えて模擬面接をお願いするのはそれだけの価値があるからです。模擬面接では自分では気がつきにくい点を客観的に指摘してもらうことができます。私たちは回答の内容はもちろん、話すときの癖や声のトーン、姿勢なども見て総合的にアドバイスするよう心掛けています。

よくある事例:

アイ・コンタクト
相手の目を見ることは最も効果的なコミュニケーション方法の一つです。しかし、ほとんどの人は無意識に行っているので視線を交わす頻度、長さ、方向などによって自分が相手にどのような印象を与えているのか、深く考えたことがある方は少ないかと思います。考えるときに天井を仰ぐような癖も初対面だと意外と気になりますし、もちろん見つめ過ぎるのもよくありません。

話す速度
普段から早口の方、また緊張すると知らず知らずのうちに早口になってしまう方もいらっしゃるでしょう。しかし相手に本当に大切なことを伝えたい場合は、ゆっくり話した方が伝わりやすいので、練習をして適性なスピードをマスターしたいですね。

声の大きさ
声のボリュームは小さすぎても大きすぎてもいけません。声が聞き取れないようではせっかく用意していった回答も無駄になってしまいます。また、顧客や関係部署との調整が求められるようなポジションの面接であれば、仕事能力の評価に直結する可能性もあります。反対に、声が大きすぎるのも相手に不快な印象を与えるので、気をつけたいところです。

声のトーン
面接官は一生懸命話す人に好感を持つものです。これまで手掛けた仕事やプロジェクトなど、自分の興味のある話題や誇らしく感じている実績について語るときは、誰でもそうしたオーラがにじみ出ています。前のめりの姿勢や笑顔がポジティブなエネルギーとなって相手に伝わると、聞く側も自然と引き込まれるのです。

私たちエージェントが模擬面接でどのような点を見ているか、ご理解いただけましたでしょうか?優秀なエージェントであれば、万全の体制で本番の面接に臨めるよう、適切な対処法をアドバイスして一緒に練習してくれるはずです。

さて、模擬面接では当然、回答内容にも注意を払っています。

面接にはプレッシャーや緊張がつきものです。面接官の質問を咀嚼し、頭の中で回答を用意するときに生じる一瞬の沈黙も、プレッシャーを増幅させます。とにかく何か話さなくては、と焦って話し始めてしまうと支離滅裂になったり、アピールしようと思っていた点を忘れてしまうことになります。
ではこの場合、どうすればよいのでしょうか。

Morgan McKinleyでは面接対策の一環としてSTARメソッド(※英文のみ)をご紹介しています。「あるシチュエーションにどう対応するか/したか」といった質問に特に効果的です。STARメソッドでは以下の枠組みを使って回答を組み立てます。

  • S=シチュエーション:前提となっていた状況を説明します。何が問題だったのか、どのような経緯があったのか、など。
  • T=タスク:Sで定義した問題に対して何を為そうとしたのかを説明します。
  • A=アクション:Tで定義したタスクを達成するために具体的にどのように動いたのかを説明します。Tが「プロジェクトをスケジュール通り納品するために関係部署とのリレーションシップ作り」だったとすれば、Aはそのための会議や打ち合わせのセットアップ、そのためのアプローチや根回し、事前のリサーチといったものになります。
  • R=リザルト:Aを受けてどのような成果を達成したのかを説明します。自分の実績をPRする絶好の機会ですが、活かしきれていない方が目立ちます。自分の活躍によっていくらくらいの売上増/経費節減を達成できたのか、プロセスがどの程度改善されたのかなど、数字や指標を挙げてできるだけ具体的にアピールしましょう。謙遜する必要はありません。

私の経験から言わせていただければ、模擬面接で最初から及第点の回答ができる方はせいぜい1割程度です。2回、3回と同じ質問を練習してようやく、リラックスした態度で長すぎず・短すぎず、わかりやすい回答ができるようになるのです。他の候補者に差をつけられるような回答ができて初めて、模擬面接の目的を達成したことになります。

最初から完璧にできる方はいません。だからこそ、ぶっつけ本番では困るのです。ミスをするなら、あなたの味方として親身にアドバイスをしてくれるエージェントの前でした方がいいと思いませんか?何度も練習した質問を本番の面接で聞かれたらしめたものです。自信をもって答えることができれば、面接官に好印象を持ってもらえる確率がぐっとアップします。

最後に…

模擬面接の意義をご理解いただけましたでしょうか。最後に私からのアドバイスとして、もしエージェントに模擬面接を提案されたら、是非時間を作ってください!きっと後でやってよかったと思っていただけるはずです。もし提案されない場合は、自分からお願いしてみましょう。

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コンサルタント | IT紹介部門
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