日本国内金融機関オペレーションの採用トレンド

田崎 愛莉 18 Apr 2018

ここ数年の外資系銀行のオペレーションの採用トレンドとしてあげられるのが、オフショアと予算削減による採用の減少です。

しかしそれに反し、日系の銀行はオペレーション部門の海外へのオフショア化を目指し、日本だけでなく世界規模で採用を積極的に行っています。

オフショア化が進む中で外資系金融機関は、KYC/COB、レギュラトリーオペレーション、コントロール、PM等のポジションの強化に努めており、一度オフショア化されたビジネスサイドやクライアント、レギュレーターなどとのコミュニケーションが必要なチームが続々とシンガポールや香港から東京に戻って来てます。オフショア化のトレンドがありつつも、その都市の物価が上がりオフショアする意味がなくなったことが理由です。それに伴い、あらたなオフショアに適する都市の開拓が求められてくると思います。

トレードサポートやセールスサポート、会計等のポジションはと言うと、募集要項についても、アナリストからジュニアVPレベルの経験が浅くても応募可能な場合がほとんどです。少子高齢化の影響もあるせいか、経験だけでなく先を見込める若い層が重要視されています。
また、AIについての話題も頻繁に金融機関内では浮上しています。将来的にミドルオフィスやオペレーションの業務をAIがこなせるようになれば、採用の傾向や方法にも大きく影響を与えることになるでしょう。企業側は、AIの導入にはポジティブに捉えております。そこで、オペレーションの人間はAIに負けない技術を身につけるなど、スキルを上げていく必要がでてきます。

このオフショア化に対して挙げられる問題は、品質の低下やプロセスのスピードでした。ヨーロッパ系の銀行が試したものの、いい報告はされませんでした。しかし、これらの問題を抱えながらもオペレーション業務のボリュームが増えるにしたがい将来的にはAIに仕事を任せるようになることやオフショア化は免れないでしょう。

 

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コンサルタント | 銀行&金融 紹介部門
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