外資系金融におけるカルチャーフィット

熊沢 義喜 02 Jul 2018

外資系金融 の選考で大きなウエートを占めるのが「カルチャーフィット 」。社風に合うかどうか、といった点が採用において議論されます。

選考で特に重要視されるポイントが、ケミストリーチェック - 要するに職場での相性が合うかどうか。

外資系金融といっても、会社、さらには部門によって様子が異なります 。

大手外資系投資銀行

このケースでは、東京拠点は約1000名前後の陣容で、人数も多く、社風は部門により大きく異なる。ざっくり大きく区分すると、投資銀行部門とグローバル・マーケッツ部門。

投資銀行部門

  • 特に大手であればほとんどが日本人
  • M&A、コーポレイトファイナンスなどを行う同部門では顧客の大半が国内
  • 外資系とはいえ、日本文化に根ざしたビジネスマナーが必須

グローバル・マーケッツ部門

  • 部門ヘッドに外国人も多く、より国際的な環境
  • セールス、トレーディングなどを行う同部門では海外拠点との密接な連携が必要
  • 圧倒的に本国のカルチャーを反映しているケースが多い


外資系プライベートエクイティファンド及びヘッジファンド

大手ファンドでも東京拠点は約20名前後の陣容。つまり少数精鋭であり、カルチャーフィット がより重要視される環境。

プライベートエクイティファンド

  • 投資銀行部門 と似たカルチャー
  • 国内顧客が中心で、 日本文化に根ざしたビジネスマナーが必須
  • カルチャーフィットは日本人らしさ 

ヘッジファンド

  • グローバル・マーケッツ部門 と似たカルチャー
  • 海外拠点との密接な連携が必要であり 、 本国のカルチャーを反映しているケースが多い 
  • カルチャーフィットは国際性 


外資系金融 各社ではそれぞれ異なる独特のカルチャーがあります。タフにみえる容姿、 マッチョなお酒の飲み方 が好まれるファーム(部門)があれば逆のケースもあり。就業人口わずか1%が働くワンダーランド、 外資系企業。

その中でも存在感を持っている 、外資系金融のユニークな世界へようこそ!

Yoshiki Kumazawa's picture
シニアマネージャー | 銀行&金融, フロントオフィス 紹介部門
ykumazawa@morganmckinley.co.jp

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