入社して何年経ったら転職してもOK?

武内 龍太郎 July 24, 2019目安: 1分

「入社して2年で転職して大丈夫だろうか」「今の会社に不満があるけれど、もう少しがんばるべきだろうか」そんな疑問をお持ちの方も多いと思います。

しかし残念ながら、「X年たったら転職してもよい」という公式は存在しません。
 
キャリアの安定感や、すぐ辞めない(安心して大事な仕事を任せられる)人物かどうかは、面接官もヘッドハンターも必ずチェックするポイントです。一般的な面接官の心象ということで言えば、入社して2年以内での転職はあまり組織にコミットしない人、1年未満の場合はすぐ投げ出してしまう人、と感じる方が多いのではないでしょうか。しかし、3年がんばればいいかというと、そうでもないのです。勤続年数と功績は必ずしも比例しないからです。
 
では一体何年くらい勤めたら転職してもよいのでしょうか?

その答えはそれぞれの事情による、としか言わざるを得ないのですが、ここでは一つの目安として「入社3~5年目で一度キャリアを振り返ってみる」ことをおすすめしたいと思います。3~5年ほど同じ会社にいて、その間昇給や昇格を提示されていない場合は、社内異動や転職によってキャリアに勢いを取り戻したいところです。同じ会社の同じポジションに長くいすぎることは、キャリアの停滞を意味します。

ではなぜ3~5年なのか。

まず1年目というのは職場や職務に慣れ、人間関係を築く時期です。2年目になると少しずつ周りが見えてきて、個々のタスクや担当している仕事の意味がわかってくるようになります。足固めともいえる2年間を経て、実績らしきものを残せるようになるのが通常3年目くらいからなのです。きちんと成果が出ていれば、この時点で昇給や昇格などを打診してくれるはずです。4年目も5年目も評価され続けている方は、今の会社が貢献を認めてくれていると思っていいでしょう。こうした方は他の理由がある場合を除き、特に転職をしなくてもいいと思います。プロフェッショナルとしてスキルを磨き続けるためにも3年に一度くらいの頻度でキャリア目標を更新しつつ、是非今の会社で更に上を目指してください。
 
逆に3~5年目に年収アップやキャリアアップのチャンスが訪れなかった方や、5年目を過ぎてもなんとなく同じポジションで働いている方は、成長を望む気持ちよりも居心地の良さが勝っていないか、ご自分の働き方を見つめ直してみてもいいかもしれません。ビジネスの世界は刻々と変化していますので、安住している期間が長いほど、いざという時に転職というハードルをうまく飛び越えられなくなってしまいます。

「転職回数が重なってしまうのが恐くて我慢している」という方も多くいらっしゃるかと思いますが、転職回数が多いと絶対に書類選考を突破できないわけではありません。会社が撤退したり、組織編制が変わって部署がなくなってしまったなど、自分の力ではどうしようもない場合もあります。それでも直近の仕事をなぜ辞めたのかは、部外者である面接官にはなかなか本当のところまでは伝わりにくいので、実力を疑われることのないようしっかりと面接でアピールしましょう。また不可抗力の場合を除いては、次のオファーを確保するまではとにかく現職に留まるようにしてください。次が決まらないうちに会社を辞めるのは、リスクが高すぎておすすめできません。無職になると焦りが生じ、よいオファーかどうかを理性的に判断できなくなってしまうからです。

いかがでしたでしょうか。転職のタイミングで迷っている方は是非、Morgan McKinleyのコンサルタントにお気軽にご相談ください。

Ryutaro Takeuchi's picture
コンサルタント | 銀行&金融, フロントオフィス 紹介部門
rtakeuchi@morganmckinley.co.jp

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