プレゼン面接の心得

ヤニック・クライン September 18, 2019目安: 1分

採用の最終選考はプレゼン!と言われて焦っている方のために、どうすれば面接官の心に響くプレゼンができるか、その極意をお伝えします。

憧れの製薬会社のマーケティングマネージャー候補として、なんとか最終面接までこぎつけたと思ったら、最終面接はなんとプレゼン!最近増えているパターンです。実務能力が試される上、柔軟性やモチベーションも問われます。テーマは当日発表、準備時間はパワポ作成時間も含めて30分、という企業もある中、聴き手を唸らせるパフォーマンスを発揮できなければ内定は期待できません。ごまかしがきかないプレゼン面接で、聴き手の心をとらえる極意をお伝えします。

下調べは念入りに

このようなシチュエーションで最も恥ずかしいのは、課題をきちんと理解できずに見当はずれのプレゼンをしてしまうことです。そのためにも、いきなりキャッチフレーズを考えにかかるのではなく、まず何を求められているのかをしっかり把握し、リサーチを丁寧に行うべきです。できることなら不明点は採用担当者や面接官に確認をし、プレゼン中利用可能なIT環境についても聞いておきましょう。その製薬会社の最近のプレスリリースやパイプライン、今後のプロジェクトなどを把握できていますか?HPに掲載されているような情報をきちんと押さえておくだけでも、驚くほど精度に差が出ます。

シンプルなコミュニケーション・スタイル

カッコよく決めたいという気持ちがはやるのはわかりますが、中途採用のプレゼンで最も大切なのは正確でわかりやすいコミュニケ―ション・スタイルです。業界経験が浅い場合などは特に、薬事の専門用語を使いこなそうと無理に背伸びをする必要はありません。それよりもデータや、自分のアイディアを平易に、効果的に伝えることに専念した方が、マーケティングマネージャーとしての素質をアピールすることができます。もちろん、冗長なプレゼンはもってのほかです。

聴き手に合わせたデリバリ

プレゼンの聴き手は複数いる可能性もあり、全員がマーケティング畑の人とは限りません。プレゼンを成功させるためには、面接官一人ひとりのバックグラウンドを確認し、デリバリの方法を微調整することが大切です。マーケティング専門用語のオンパレードには気をつけましょう。また、「自信と情熱をもって、わかりやすく内容の濃いプレゼンをする」という基本も忘れずに。新薬のローンチのためのGTM戦略を説明している間、あくびをかみ殺している人がいたら要注意です!

ボディ・ランゲージを読み取る

あなたのプレゼンは、面接官の心に響いていますか?自分のパフォーマンスばかりが気になってしまいがちですが、プレゼン中は聴衆の反応にも気をつけましょう。鍵となるのは面接官のボディ・ランゲージです。わずかに眉間にしわが寄っていれば、説明に補足が欲しいと思っている可能性があります。ニヤリとした場合は、ずばり的を得ているかもしれませんね。いずれにしても、面接官の表情や身体言語にうまく反応しながら、プレゼンを進めることが大切です。

自分の個性を生かして

プレゼンは、採用企業にあなたのスキルとパーソナリティを見てもらう場です。プレゼンの内容はもちろんですが、面接官はあなたの仕事に対する姿勢も見ています。まじめな人かどうか?準備や段取りはぬかりないか?誠意があるか?細かいディテールまで気を配り、ベストを尽くす心意気が伝わるようにしましょう。あなたの強みが何であれ、今こそ大いにPRすべき時です。あなたの性格がチームや会社の風土にマッチするか、面接官は見ています。

程よいテンションで

エネルギッシュであることは大切ですが、その匙加減が重要です。クールすぎては当然入社の意欲を疑われます。しかし興奮してしゃべりまくるのも逆効果なので注意してください。「表向きは情熱的に、内心は冷静に」を心がけましょう。面接官にやる気が伝わりますし、入社後も社内で影響力を発揮してくれそうだ、と感じてもらえます。スライドがいくらうまくできていても、デリバリで滑っては元も子もないのです。

どんな質問にも気持ちよく答えよう

ビジネスプレゼンといえども面接ですから、プレゼンとは直接関係のないパーソナルな質問を受けることもあり得ます。あなたのおかげで売上がどのくらい向上したのか、キャンペーンをいかに成功に導いたのかがわかっても、採用にあたっては個人の体験も関心事項になるのです。世の中、完璧な人などいません。挫折や失敗についても話す心づもりをしておきましょう。今まで直面した難題や、いかにそれを乗り越えたかを話すのが効果的です。厳しい状況やプレッシャーに立ち向かえること、限られたリソースをどう活用して目標達成につなげられるかなどをアピールしましょう。

的確な自己認識

自分の短所を把握することは大切です。但し、その短所をどう克服していくかにフォーカスするようにします。目先のプレゼンだけでなく、目指すポジションの内定を手にするためにも重要なことです。面接で自分の弱みについて話すチャンスがあれば、迷わず等身大の自分を見せましょう。今の自分の弱みや、新しい課題にチャレンジする意欲を語り、より優れたマーケターを目指す志の高さが肝要です。プレゼンの間も、面接の後も、いつも自分らしくありたいですね。

“To be prepared is half the battle won.”
(しっかり準備をしておけば、勝利に半分近づいたことになる)

とはまさに名言です。ポイントをしっかり押さえて、プレゼン面接を突破してください!

製薬・医療機器・ヘルスケア業界での転職をお考えの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

Yannick Klein's picture
シニアコンサルタント | 人事紹介部門
yklein@morganmckinley.com

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