トリッキーな質問にどう答える?面接官の意図と模範解答

田崎 愛莉 09 Aug 2019

書類が通ったのは嬉しいけど、面接官はちょっと意地悪な質問をする人らしい…と聞いたら誰でも焦りますよね。

その会社や部署、面接官に合った面接対策は転職コンサルタントやエージェントがサポートしてくれるはずです。とはいえ、何を聞かれるのかがわからないのが面接の怖さでもあります。

ここでは特にトリッキーな質問と、背後にある面接官の意図、そして模範解答をご紹介します。(その他面接の全般的な対策については、Morgan McKinleyの面接準備ガイドに詳述しています。是非合わせてお役立てください。)


その1:「あなたの今の課題はなんですか」

面接官の意図
「あなたの短所・弱みはなんですか」と同義です。「今後改善したい点」と言い換えることで少し当たりがソフトになっていますが、面接官が知りたいのはあなたの弱みは何かということ、またあなた自身が自分をどう見ているかということです。

模範解答:
「部下に厳しすぎるかなと思うときがあります。自分は常にベストを尽くしたいと思っているからこそついそうなってしまうのですが、仕事への姿勢は人それぞれだということもリスペクトした上でチームのパフォーマンスをいかに引き出していくかが今の課題です。」

短所を話しているように見せかけながら、仕事のクオリティを追求する姿勢やマネージャーとしての成熟度をアピールする返し技です。長所・短所は見方によっては紙一重ですので、応募しているポジションで求められる要件などに合わせてうまくまとめましょう。

例えば、部署間の調整が大きな割合を占める仕事ならこんな回答もいいでしょう。
「経験上、できるだけステイクホルダーに寄り添った方が仕事がうまく進むと感じているのですが、その結果デスクにいる時間が短くなってしまう点を改善したいと思っています。書類作りやファイリングも大切な仕事の一つなので、もちろんきちんとやっていますが、人とコミュニケ―ションをとっているときが一番楽しいんです。」


その2:「人生をやり直せるとしたらどうしますか」

面接官の意図
この質問の意図は二つ考えられます。一つは、どんなミスや後悔、トラブルを起こす可能性がある人なのか、また同じミスを犯すリスクがあるかどうかを見極めておきたいということ。もう一つは、ミスや後悔をどうやって自分の糧にしてきた人なのかを知りたい、ということでしょう。

模範解答:
「自分はくよくよしないタイプなので、人並みに小さな過ちは犯してきましたが、それなくして今の自分はありませんので今まで歩んだ人生を変えたいとは思いません。」

ポイントは真正直に答えないことです。仕事上の失敗や、大失恋などを打ち明ける必要はありません。こうした告白がリファレンスチェックで命取りになる場合もあります。明るく、前向きな姿勢を印象付ける回答が定石です。


その3:(長い沈黙)

面接官の意図
ベテランの面接官になると、わざとだんまりを決め込む人もいます。前の質問の回答をメモしているように見せかけて、沈黙を演出する人もいます。沈黙(とそれによるプレッシャー)にどう対応するかを見たい、というちょっと意地の悪いテクニックです。

模範解答:
緊張しているときに会議室がしーんと静まりかえるのは恐ろしいものです。自分に対する自信や人生の経験値がそこで試されます。とにかく落ち着いて、相手が再び口を開くのを礼儀正しく待ちましょう。それでも沈黙が続くようなら、「何かわかりにくい点はありましたでしょうか」などと真摯に聞いてみましょう。状況をうまく読んでいるな、と思ってもらえるはずです。

こちらの記事も是非あわせてお読みください

【面接アドバイス】記事一覧

モーガンマッキンリーでは面接の準備も含めて、転職活動すべてのプロセスできめ細かいサポートを提供させていただきます。転職活動をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

Airi Tasaki's picture
コンサルタント | 銀行&金融 紹介部門
atasaki@morganmckinley.co.jp