カウンターオファーで迷っている方へ

若狭 麻衣 November 15, 2019目安: 1分

内定にもサインし、いよいよ退職願を出そうと思っていたのに、上司に給与アップを約束されて転職の決意が揺らいでしまった…そんな方はいらっしゃいませんか。

一度退社の意志を示した後に翻意するのは、キャリアにおいて最悪の決断となる可能性があります。なぜならカウンターオファーは通常、個人よりも会社にとってのメリットの方が大きいものだからです。

昇給はもちろん魅力的ですし、やはり今の会社にいようかな、と心が動くのも当然です。しかし、カウンターオファーを受け入れた人の7~8割は、1年以内に自ら退職するか解雇されています。同じ職場に残っても長く続かない理由の多くの場合は、カウンターオファーが「そもそもなぜ今の会社を辞めようと思ったのか」という根本原因を解決するものではないからです。

慰留されると正直嬉しいですし、会社がようやく自分の価値を認めてくれた、と感じるかもしれません。しかし現実はもっとシビアであることを覚えておいてください。カウンターオファーの裏には大抵、大型プロジェクトを控えているとか、立て続けに社員が抜けてしまって困る、というような会社の都合があります。

【お金の代わりに失うもの】

前述のとおり、純粋な給与に対する不満だけで退社を決意した方を除いては、転職のきっかけとなった理由が消えてなくなる可能性は非常に低いと考えてよいでしょう。また、キャリア形成においては自分の将来について上司と建設的に、フランクに話し合える関係が欠かせません。一身上の都合で他社のオファーを求めて活動した、という事実によってこの信頼関係にひびが入るのは自明の理でしょう。相手や状況によっては、残念ながら修復不可能な場合もあります。

現職に対して何らかの不満があるということを表明した以上、昇給や昇格を提示されたからといって今の会社に留まるのは得策ではありません。上司としては「また転職活動をしているんじゃないか」「活動していなくてもやっぱり辞めたいと思っているんじゃないか」と嫌でも勘ぐってしまい、結果その会社にいる限りは大きなチャンスを掴むことが難しくなる、というデメリットもあります。

【同僚との信頼関係も】

カウンターオファーを受けると上司の信用を失うだけでなく、同僚との関係もぎくしゃくする可能性があります。会社に忠実な社員からすれば、転職は裏切りとまではいかなくとも自己中心的な行為に見えるでしょう。プロジェクトに誘うのをためらったり、センシティブな情報を共有しても大丈夫かと不安になる人もいるはずです。

最後に、現職に留まるリスクだけでなく、新しいオポチュニティの喪失という観点からも検討してみましょう。

  • 現職において、転職した場合と同程度(またはそれ以上)の長期的な成長が見込めるか?
  • 「内定」という形でひとまずあなたの価値を評価してくれている転職先では、現職では得られないチャンスや経験を得られそうか?

 

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