「誇れる実績や成功体験」を面接で上手にアピールするには?

面接でよくある質問に「仕事上の実績や成功体験について教えてください」というものがあります。謙遜しすぎず、かつ自慢話にならないよう実績をアピールするにはどうすればよいのでしょうか。

上手く答えるのが難しい質問だからこそ、スマートに回答をまとめられれば他の候補者に差をつけ、内定をぐっと引き寄せることができます。面接官からすると適性検査をするまでもなく、仕事上の能力、論理的思考能力、表現力、コミュニケーション力、リーダーシップ、計画性、マルチタスク能力、チームワーク精神、仕事の効率性など、あらゆるスキルを測れる非常に都合のいい質問です。これから面接に臨む方は十分に対策を練った上で面接に挑んでください。

まず、この質問に対してよくある失敗例としては、マニュアル作業やルーチン業務しか経験がないことなどから「私には実績がない」と思い込んでしまい、うまくアピールができないケースです。ジュニアや経験値が浅い方に多く見られるパターンです。逆にベテランの方は、自信を持って話せる実績がたくさんあることがかえって仇となり、あれもこれもと話を広げてしまいがちになります。しかし、双方とも押さえるべきポイントさえ理解しておけば、面接官を感心させる回答を組み立てることはそう難しくはありません。ここではそのコツをいくつかご紹介いたします。

成功談のネタは応募している職種に関連性があるものを選びましょう

そのためには面接前に求められているスキルや適性は何なのかを十分に検討しておくことが大切です。飲み込みが早く伸びしろがある人材が必要なのか、クリエイティブな発想力が鍵なのか、あるいは分析力なのか。チームワークやリーダーシップが最優先の場合もあるでしょう。狙いを定めてから、自分の成功体験の中でも最もPR効果が高いものを選び、詳しく話せるように細かい点まで思い出しておきましょう。


面接官に実績を語る際には話を論理的に組み立て、具体的に話すことが大切です

STAR手法(Situation, Task, Action, Result)を意識して、あなたらしい「成功談」にまとめてみてください。

STAR手法の「S」は「シチュエーション」です。これから話す一連の出来事がどのような背景があってどのような状況下で起きたのか、どのような面倒なトラブルが起きたのかなど、背景がわかると後に続く話の意義が明確になります。

状況設定ができたら、次は「T」=「タスク」です。状況を受けて何を自らに課したのか、目的は何だったのかを説明します。

その上で、設定した目標を達成するためにどんな「A」=「アクション」を起こしたのかに話を移します。チームワーク内で解決したのか、プロセス改善やイノベーションを図ったのかなど、具体的な例をあげるようにしましょう。面接官はプロフェッショナルな態度、イノベーション能力、分析力、チームワークスキル、リーダーとしての素質など様々なスキルを見極める判断材料を求めています。成功談の要ともいえる部分ですので、できる限り具体的かつ論理的に話を展開しましょう。

そして意外と忘れがちなのが、「R」=「リザルト」です。結果として何のスキルを習得したのか、部署が一つにまとまりチームワークが向上したのか、表彰されたのか、会社にとってどのような利益があったのか(以後ミスが減った、チームの残業が月平均でX時間に減った、新入社員の定着率がY%改善した、など)多角的に振り返ってみましょう。ビジネス上の成果まで話さなければ「成功体験」を語ったことにはなりません。まさに「画竜点睛を欠く」です。締まりのある成功談で是非内定を勝ち取ってください!

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シニアコンサルタント | 人事紹介部門
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